住まいづくりコラム

電車路線別で不動産購入を検討【混雑率、遅延、人身事故】

不動産購入に当たっては、仕事に電車で通勤するなら電車の路線別の様々なデータで検討してみるのも良いかと思います。

JR山手線から神奈川県、埼玉県、千葉県に続く路線は、30分以内で到着する駅で考えると、やはり神奈川県、埼玉県、千葉県という土地価格の順番になるのではないかと思います。山手線から同じ30分で到着する駅でもJR沿線の駅より私鉄駅の方が不動産価格は安いと言われています。

単純に通勤時間帯の路線別の混雑率、遅延の多い路線少ない路線、人身事故が多い路線少ない路線など住まいを考える上で、知っていて購入するのと知らなかったという事での購入では、殆どの方が最初に購入した不動産で過ごす年月、月日は圧倒的に多いと思いますので重要ではないかと思います。

単純にデータを列挙しただけになりますが、重要なデータを並べるだけで分かり易くなりますので、データから購入する不動産を是非ご検討下さい。

首都圏の鉄道混雑率ランキング2018年度

日本民営鉄道協会】によると、鉄道の混雑率は、輸送人員÷輸送力で算出されます。混雑緩和は、民鉄のサービス向上の大きな目標ですが、この目標数値として最混雑区間におけるラッシュピーク1時間の混雑率が使われ、国土交通省は長期目標を新聞が楽に読める程度に緩和したいとしています。

混雑度の目安は、[100%]=定員乗車。座席につくか、吊り革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる。
[150%]=肩が触れ合う程度で、新聞は楽に読める。
[180%]=体が触れ合うが、新聞は読める。
[200%]=体が触れ合い、相当な圧迫感がある。しかし、週刊誌なら何とか読める。
[250%]=電車が揺れるたびに、体が斜めになって身動きできない。手も動かせない

首都圏の鉄道混雑率ランキングは翌年の夏ころに毎年データが出ておりますが、2017年度と比較しても、1~5位は多少の順位の変動はしていますが、同じ路線が5位までに入っております。混雑というのは、並行している新たな路線でも出来ない限り、なかなか解消される事は無いと考えて良いと思います。

2018年度混雑率1位は、2017年と2年連続東京メトロ東西線です。中野駅から西船橋駅への路線ですが、木場駅~門前仲間駅が混雑率199%。2位は、JR横須賀線で、武蔵小杉駅~西大井駅までが混雑率197%。3位は、JR総武線各駅停車で、錦糸町駅~両国駅までが混雑率196%。4位は、JR東海道線で、川崎駅~品川駅までが、191%。5位は、日暮里・舎人ライナー線で、赤土小学校前駅~西日暮里駅となっています。

10位までの鉄道路線中、7路線がJRとなっており、JR以外で10位までに混雑率で入っているのは、1位の東西線、5位の日暮里・舎人ライナー、9位の東急田園都市線(池尻大橋駅~渋谷駅)となっております。

この9位の東急田園都市線と3位のJR総武線各駅停車は、どちらも各駅電車が混雑しているという事ですので、駅を余り止まらない急行電車だから混雑している訳ではなさそうです。

電車遅延が多い路線ランキング

電車の混雑率は嫌ですが、同様に電車の遅延が多い路線も住まわれる駅(場所)を考える上で、分かった上で住まわれるのと知らずに住むとでは違うと思います。電車遅延が多いランキングを見てみましょう。

国土交通省は2017年度より毎年東京圏の各鉄道会社における【遅延発生状況についての報告書】を公表しています。同報告書によると、電車遅延の原因として最も多いのは、「10分未満の遅延」の場合では「乗降時間超過」(54.0%)で、2番目が「ドア再開閉」(6.4%)、3番目が「急病人」(11.9%)です。

一方、「30分以上の遅延」の原因として最多となったのは「自殺」(49.4%)で、以下「その他(線路立入、線路妨害、火災等)」(24.8%)、「車両故障等」(7.9%)と続きます。10分未満の遅延だと電車の乗客が原因となっていることが多く、30分以上の遅延では乗客以外の人や事業者側(車両故障や施設故障、保守作業ミス等)、災害が原因となっているケースが多いです。

10分未満の遅延は、混雑からの要因が多いですので、遅延と感じない人も多いと言われますので、遅延証明書発行日数でのランキング。

1位は、JR総武線各駅停車(三鷹駅~千葉駅)、2位は、JR宇都宮・高崎線(上野駅~神保原駅・那須塩原駅)、3位は、メトロ千代田線、4位は、JR埼京線・川越線(大崎駅~川越駅)、5位は、JR横須賀・総武線(大船駅~稲毛駅)。以下は、国土交通省の【遅延の(見える化)】をご覧下さい。

路線別人身事故ランキング

上記の遅延が多いランキングで、30分以上の遅延の要因は、人身事故という事ですが、鉄道への飛込み自殺が一番多いという事で、そのランキングも掲載しておきます。これは遅延時間が多い要因ではあるので、住まわれる駅(場所)を考える上で重要では無いかと思います。

1位が、2018年同様2年連続で東武東上線で26件、これはホームドア設置が遅れている東武鉄道の資金力も影響しているのかも知れませんが、2018年、2019年の2年連続1位だけでなく、近年で必ず上位にきている路線です。

2位以下は、宇都宮線24件、JR神戸線(関西圏)、4位は、小田急小田原線22件、5位は、京浜東北線20件となっています。

鉄道路線の状況から住まいを考える

電車の混雑率、遅延、人身事故などの電車の路線を分析すると、東京都でも山手線内に住めば、混雑率などとも無縁という感じですが、戸建てはもちろんマンション等も価格が高くて購入出来ないのが現状です。

山手線から郊外に延びる沿線で考えると、JR沿線の駅は、栄えていて便利なのは否めないのですが、不動産価格、賃貸でも賃料は高く、上記のデータでも混雑率、遅延のどちらにも数多く路線が出てきておりました。私鉄沿線でそれなりに栄えている駅というのが、お勧めという感じがしました。

 

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